小笠原 母島旅行(準備編) [旅行記]

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6月に休みを取って、6/4(土)から小笠原の母島に行ってきました。
本編の前に準備編を記載したいと思います。

旅の計画・予約から出発当日朝の6/4(土)までの記事です。

今年は一週間の休みが2回取れることになり、1回目は6月に取ることに。
コロナ禍という事で海外旅行はハードルが高く、円安でもあり恩恵も受けにくい。

沖縄にはまだ行った事が無かったので石垣島でのんびりするのも良いかなとプランを練りながら、以前から行きたかった小笠原も候補に。

小笠原には空港が無く、船(小笠原丸)で24時間かけて行くしか手段がありません。
また、毎日運航している訳ではなく、約6日に1度の頻度。
なかなか行くのは大変。
※ほかにも日本丸などの豪華客船での小笠原クルーズなどもあります。

石垣島へは羽田から飛行機の直行便に乗れば3時間程で楽に着きます。

今回はなかなか行けそうに無い小笠原に決定。
小笠原の有人島は父島(人口約2,150人)と母島(人口約450人)の2島。
(民間人は上陸出来ない自衛隊が常駐している硫黄島もあります)

父島・母島両方行った事がある人に聞くと、母島の方が田舎感があってのんびりとしていてお勧めとのこと。
初めての小笠原は母島滞在に決めました。

小笠原は東京竹芝から約1,000kmの位置。
太平洋戦争が始まると島民は本土へ強制疎開となり、終戦後は米国の占領下に。
1968年(昭和43年)に日本に復帰。

母島は1944年(昭和19年)から1972年(昭和47年)までは無人島でした。

今回は小笠原丸を運行している小笠原海運の「おがまるパック」を利用。
船+宿+得トク!クーポン券が付いたお得なパック。
出発日の2ヶ月前に発売で、電話での対応のみ。

パックでは無い船のみの予約の場合はインターネットでも受付ています。

4/4(月)10時ちょうどに小笠原海運に電話して「おがまるぱっく」を予約。
最初は通話中で繋がりませんでしたが、数分後には繋がり無事に予約完了。
船室は基本パックだと2等寝台(エコノミーベット)ですが、特2等寝台(プレミアムベット)に往復ともグレードアップしました。
特2等寝台だとベットにTVが付いています。

それと乗船前に新型コロナウイルスのPCR検査が必要な旨伝えられます。
強制では無いらしいのですが、医療体制が脆弱な島で感染が拡大すると大変な事態となるので協力を求められます。

PCR検査の費用は無料ですが、出港前日の指定時間までに検体を竹芝まで持ち込まなければいけません。
郵送による受付も行っているようなので、郵送でお願いしました。
郵送の場合は①事務手数料:¥3,000②資材の発送代金(代引き手数料等):¥610(地域により変更あり)③資材の返送料:¥690(地域により変更あり)が自己負担となります。
また、返送時は郵便局の窓口に持ち込まなければいけません。(コンビニ持ち込みは不可)

数日後、小笠原海運から「おがまるパック」の予約確認書が送られてきました。
旅行代金の請求書が入っていて、5/10までに振込が必要。
4/11に振込を済ませました。
その数日後には、搭乗券引換書や最終工程表なでの書類が届き、あとは新型コロナウイルスに罹らないように特に注意して過ごしていました。

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5月中旬にはPCR検査のキットが着払いで届きました。

PCR検査は検体を採取する時間や郵送する時間が決まっています。
・6/4(土) 11:00 乗船日
・6/3(金) 13:00 検査起算:乗船日の前日13:00(ここから96時間以前)
・6/3(金)  8:00 銀座郵便局到着期限
・5/30(月) 13:00 検査開始

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検査は起きたすぐあとの歯磨き前が良いようなので、5/31(火)の朝に検査キットに唾液を採取し、その日のうちに郵便局に持ち込み。

検体返送時のゆうパック伝票が「PCR検査検体受領書」となり小笠原滞在中は持参することになります。
検査結果は陽性の場合は連絡がきますが、陰性だと連絡はきません。
コロナの自覚症状も無いので、あとは連絡が無ければOKです。

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小笠原の天気予報も、滞在予定中は曇りがちながら晴れの予定。

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出発前日の夜から竹芝に滞在。


ベイサイドホテルアジュール竹芝・浜松町

ベイサイドホテルアジュール竹芝・浜松町

  • 場所: 東京都港区海岸1-11-2
  • 特色: 浜松町駅から徒歩7分 ! レインボーブリッジや東京タワーが見えるお部屋もあり眺望も抜群!!


宿泊したのはアジュール竹芝。
竹芝桟橋のすぐ近く。

翌日の出港時間には、朝自宅を出れば余裕で間に合いますが、事故とかで電車が止まっても安心。
今日までにPCR検査の結果連絡も無いので、結果は「陰性」のようです。

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朝は6時頃に起床。

ホテル周辺を朝の散歩。

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竹芝のターミナルには船は停泊していません。

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小笠原丸はちょっと離れた芝浦の方に停泊中。

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朝の便は8時30分に大島、利島などを経由して神津島行きのジェット船(1220便)と、大島行きのジェット船(1270便)があります。
客船ターミナルには人影もまばら。

JR浜町町駅にも行ってみます。

上りのサンライズ出雲・瀬戸を見ます。
入場券を購入してホームに入ってみたものの、時刻表を確認すると7:06発の京浜東北線大船行きの電車があります。
東海道線は京浜東北線の大船行きの隣に線路があるので、電車が入ってきたら見れません。

駅から出て外から撮影。

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7:06 京浜東北線の大船行きの電車がホームに止まっています。

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サンライズが新幹線と並走してきます。

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途中で新幹線がサンライズを追い抜きました。
駅のホームに居たら見えなかったです。

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ホテルに戻る前に、もう一度竹芝桟橋の客船ターミナルへ。

ターミナルには先ほどより人が多くなっています。
8:30のジェット船利用客のようです。
釣り道具を持っている人が多いです。

ホテルに戻り、今度は部屋から車庫に回送されるサンライズを狙います。

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ビルの合間からちょっとだけど見えました。

この後は大浴場で朝風呂に入ってサッパリ。

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朝食付きのプランだったので、朝食のお弁当。
フロントで受け取り部屋で食べる事もできますが、フロント前の喫茶スペースで食事。

ここにはジュースのドリンクサーバーや、味噌汁、スープも飲めます。

部屋に戻り出発準備。
船の受付開始は9時半。
小笠原丸の出発時刻も11時。
ホテルのチェックアウトは11時。

9時20分頃に一旦部屋を出て乗船手続きに。
ホテルの近くには竹芝桟橋へ向かう大きなスーツケースを持って歩く多くの人。

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受付場所に着いたのは9時半ちょっと前。
まだ受付は開始されておらず、列が出来ていたので並びます。

受付で事前に送付されてきていた乗船券の引換書を提示して、部屋番号の記載された乗船券をもらいます。
乗船の順番は部屋別に番号でアナウンスされるようです。

これから24時間船に乗るので、近くのコンビニで食べ物等を調達。
島にはパン屋さんがなく、パンも貴重。
日曜日のお昼もパンにするので買い込んでおきます。

部屋に戻り酔い止めの薬を飲んでおきます。
10時過ぎにホテルをチェックアウトしていよいよ船旅の始まりです。






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